会長より ご挨拶

 自分さえよければ、他人のことはどうでもよい、ぎすぎすした人間関係、旅する巨人 民俗学者 宮本常一が日本全国旅をしていた昭和20、30年代のころの日本人はどこへ行ったのか、貧しかったけど助け合って生きていた頃を体験した者にとってはさびしい限りです。でも登山の中にはまだ残っているようです。岩登り、沢登り、冬山と厳しい山行の中での助け合い、思いやり、その中から生まれる、信頼と友情、山を続けていてよかった。現在強く感じています。
 会は高度成長の中、昭和46年に設立し、創立32年になります。過去の大きな事故を体験し、安全登山には全員が心がけています。現在会員数は60名ほど、そのうち2/3は5年未満の会員です。その半数を占めている20代、30代の会員が活動の中心です。
 58歳の私が最年長者です。35歳のとき、冬山に行くために入会したのですが、正月には現在も中央の方の山に行っています。
 希望を持って入会してくる若い会員のための実現の手助けをするのが、今の自分の役目だと思っています。毎月、例会を開いていますので、気軽にのぞいてください。

会 長   平  稔